大阪市
W様邸
子世帯:1階 3LDK+WCL
親世帯:2階 4LDK+WCL
敷地面積 165.51㎡(50.06坪)
1階床面積 102.10㎡(30.88坪)
2階床面積94.26㎡( 28.51坪)
延べ床面積 196.36㎡(59.39坪)
一つ屋根の下で、それぞれが「私」でいられる家
大阪市 W様邸|木造2階建て|二世帯住宅
親世帯と娘世帯が暮らす二世帯住宅。
1階と2階は、それぞれ独立した暮らしができるように計画しながら、玄関はひとつに。
家族としてのつながりを残しつつ、お互いの生活リズムやプライバシーも大切にした住まいです。
ひとつの家族と、ふたつの暮らし
娘様ご家族とこれからも一緒に暮らすことをきっかけに、建て替えを計画しました。
娘様のご主人は夜勤のあるお仕事のため、親世帯とは起床や就寝などの生活時間が異なります。
そこで、上下階の寝室や水回りができるだけ重ならないように配置。
同じ家に暮らしながら、それぞれの生活リズムで無理なく過ごせる間取りとしました。
1階と2階にはそれぞれLDK・キッチン・浴室・洗面などを設け、暮らしは独立。
一方で玄関はひとつにし、自然と家族が顔を合わせられる場所を残しています。
つながる場所は残し、暮らしはそれぞれに。
光を取り込むことで、家全体が明るく
以前の家は三方を囲まれ、1階の奥まで光が届きにくい環境でした。
そこで、1階LDKの上に部屋を設けず、屋根にトップライトを設置。
1階の奥まで自然光が届く、明るく開放感のあるLDKになりました。
さらに、その光は2階の居室にも届きます。
一つの工夫によって、1階にも2階にも光が届く。
家の中のそれぞれの場所で、自然光を感じながら暮らせる住まいです。
家族の暮らし方から生まれた収納計画
この家では、個室ごとに収納を設けず、約6畳のファミリークローゼットに家族の収納を集約しました。
「自分の部屋に自分の収納」という一般的な考え方ではなく、家族みんなの物をまとめて管理するスタイル。
家族が自然と共有スペースに集まり、一緒に過ごす時間を大切にしたいという、ご家族の暮らし方から生まれた選択です。
また、扉を必要以上に設けず、リビングまでの動線も開放的に。
個室を増やして家族を分けるのではなく、必要なところだけを仕切る。
そんな、このご家族らしい住まい方を形にしました。
これから先も暮らし続けられる家へ
親世帯が2階で暮らすため、階段は蹴上を低く、踏面を広くして、上り下りしやすくしています。
さらに将来、階段の昇降が難しくなった場合には、リフトを設置できるように計画。
今の暮らしやすさだけでなく、これから先の暮らしの変化にも対応できる住まいを考えました。
「一階も二階も、こんなに明るくなるなんて」
お引き渡し後、お母様が笑顔で、
「一階も二階もこんなに明るくなるなんて!」
「朝も明るいから嬉しい」
と話してくださいました。
以前、光の入りにくい1階の奥で暮らしていた娘様からも、
「1階の奥でこんなに明るいなんて……うれしい」
という言葉が。
明るくなったLDKには自然と家族が集まり、2階のそれぞれの部屋にも朝の光が届く。
光が特別なものではなく、毎日の暮らしの一部になっていく。
そんな新しい日常が、この家から始まりました。
2026年7月 完成
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耐震等級:等級3
断熱等級:等級6
気密(C値:相当隙間面積):0.12 ㎠/㎡
太陽光発電
長期優良住宅









建築士 / 源野 吉佐子
とてもほんわかと仲の良いご家族で、楽しく一緒に家づくりさせてもらいました。ご家族が前向きなお人柄で私達も支えられていたように感じます。